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POLICY

診療方針について

  • 見た目だけではなく、
    噛み合わせの改善を目指す

    矯正歯科治療においては、診断が非常に重要になります。診断とはタイミング、鑑別診断・治療方法・治療目標の設定・治療方法の長所や短所などをどのように考えるかです。

    西田矯正歯科では、単に歯の噛み合わせだけでなく、年齢に即した好ましい形態と機能を備え、長期間安定した噛み合わせに改善することを目指した診断を行い、治療をしています。このことは単に見た目のみの矯正治療ではなく、口腔の成長、加齢に沿った治療を行うために必要なことです。矯正歯科治療において考えうる問題点(リスク)を把握し、対策を講じなければなりません。

    本来の正しい咬合関係へ
    導く矯正治療

    静的な状態だけでなく、動的な状態、噛み合わせに誘導する咬合でなく本来ご自身がお持ちの筋肉に自然に誘導された本来の位置へ噛み合わせを構築していきます。基本的には主要な機能部位(主機能部位)に適切な咬合関係を回復・復位させることを目標としています。

  • お口が成長中のお子さん
    (子どもの矯正)

    成長段階に合わせた
    診断・治療計画

    成長中のお子さんのお口ですと、不正咬合の原因の究明と除去、つまり不完全な機能、悪習癖の改善、成長の予測、予防処置の問題、また矯正歯科治療の介入の時期、お子さんへのお口の関心度を高め、成長段階に合わせたお口の成育をいかにはかるかが大切になります。

    治療終了時期の成長状態を予測し、成長を利用した治療および成長を考えた治療を行います。また、その時期特有のリスクをも考慮して、診断を行うことも必要です。

    矯正装置を装着する期間を
    出来るだけ短く

    むし歯や歯肉炎にかかりやすい時期であり、その可能性が多いお子さんの場合、その原因が感染によるものか、または生活習慣、歯質の問題によるのかどうか、だ液検査により判定(リスク診断)する必要がありますし、予防するためにはどうすべきか考慮に入れるべきです。そのためには矯正装置を装着する期間を出来るだけ短く、治療効果を上げるにはどうすべきかも考慮する必要があるでしょう。

    治療方法としては、成長を利用した骨の誘導が可能な治療になりますので、成人の矯正治療よりも効果があると考えております。ただ、矯正治療を継続するためには本人はもちろんのこと、保護者の協力も大変重要になってきます。悪習慣を早い時から修正して正しい習慣を身につけていただきたいと考えています。

    子どもの矯正
  • 成人、成長が終わった人
    (大人の矯正)

    歯は骨(歯槽骨)のあるところにしか動かせませんし、動きません。そのためには、歯及び骨の三次元的な質と量の状態を把握しなければなりません。これには三次元的なコンビームCT撮影が有効です。

    成人、成長が終わった人なら社会的要因や歯周病、顎関節症の問題がおこりますので、包括的な歯科治療が必要になります。成長完了後は少なからず顎骨の状態が変化していきますので現状を正しく把握し、それに適した咬合への改善、見た目の改善を追求します。

    さらに、身に付いた悪習慣を認識し、改善していただき自然と正しい状態になるように訓練・練習し、生涯悪化しないような状態を目指します。

    一人ひとりに合った
    いく通りかの方針を提示し適切な方法を決定します

    単なる歯の矯正の問題以外に社会生活的、精神的な側面の問題が数多く存在します。矯正装置ひとつをとっても見える 、もしくは見えにくいマウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)の必要性の問題から、装置装着期間の短縮の問題(マルチブラケット装置の種類、方法により変わります)、見た目の顎骨の改善を計りたいなど外科的矯正併用(顎変形症の方で、外科矯正が必要な方は保険適用です)が必要となる問題、歯科矯正用アンカースクリューの併用の問題などがあります。

    これらの問題の解決策は個人により異なり、いく通りかの方針を提示しながら適切な方法を話し合いの上決定しなければならないと思います。また、成人の方は筋肉の状態が完成しておりますので、筋肉の状態に合わせた噛み合わせに構築していく必要があります。つまり、噛み合わせをリシェイプし、主機能部位に復位させることを目指します。

    大人の矯正